非常時給電システム「クルマ de 給電」に初の公的補助金
豊田市が2021年4月、補助金制度スタート

2021.03.30 グループニュース プライム ライフ テクノロジーズ

プライム ライフ テクノロジーズ株式会社(代表取締役社長:北野亮/以下、PLT)のグループ会社が取り扱っている非常時給電システム「クルマ de 給電」は、豊田市が4月に創設する補助金制度「住宅向け外部給電装置設置費補助金」に適用されることになりました。

「クルマ de 給電」は、トヨタホーム株式会社(名古屋市東区、取締役社長:後藤裕司)が2020年9月に開発、発売。停電時にHV・PHV※1といった電動車に搭載されているアクセサリーコンセント(非常時給電システム付)やビークルパワーコネクターから、住宅内特定回路※2へAC100V・最大1500Wを電力供給します。現在は、パナソニック ホームズ、ミサワホームでも取り扱っており、レジリエンスへの意識の高まりとともに、PLTグループの「ヒカリモノ※3」として普及に取り組んでいます。

豊田市は、ゼロカーボンシティの実現に向けて電動車の普及拡大を通じたCO2排出量の削減と災害時の電源確保の取組みを推進しています。今回、新たな制度「住宅向け外部給電装置設置費補助金」を創設することで、身近になっているHV・PHVを活用した減災意識を高め、自然災害やコロナ禍においても、安全・安心な市民生活の確保を加速します。本制度は、豊田市民を対象とし、非常時に電動車から住宅に電力を供給できる装置の設置費用の20%以内、最大5万円までを補助します。※4

PLTグループは、近年の度重なる自然災害に備え防災・減災に貢献する商品開発を進めています。「クルマ de 給電」は停電時に冷蔵庫や照明、スマホ充電などの生活に最低限必要な家電類へ電力供給できるようになり、在宅避難がしやすくなるなど、防災・減災がより身近なものとなります。今後も安全・安心に向けた技術やサービスを開発し、お客様のご要望に柔軟に対応していきます。

1:それぞれ、Hybrid Vehicle(ハイブリッド車)、Plug-in Hybrid Electric Vehicle(プラグイン・ハイブリッド車)の略

2:住宅全体ではなく、リビング、キッチン、各居室など、住宅内の特定エリアのみをカバーし電力供給する回路のこと。

3:PLT グループとして強みになりうる各社の特に優れた技術や商品で、グループとして普及に取り組んでいくもの。

4:詳細は豊田市ホームページを参照ください。
URL:https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/kankyou/hojokin/1042490/1042496.html

「クルマ de 給電」による給電の様子
「クルマ de 給電」による給電の様子

≪ 「クルマ de 給電」による給電の様子 ≫

* 本件に関する問い合わせ先 *
  • プライム ライフ テクノロジーズ株式会社 グループ戦略部 田組克明 佐野遥香
  • E-mail:info@prime-life-tec.com