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配筋検査用AIカメラ『CONSAIT Eye(コンサイト アイ)』に、新機能「ARスケール」を追加
~「AIカメラ計測」が難しい箇所も、簡易にカバーし検査を完結~

2024.12.04 ニュースリリース プライム ライフ テクノロジーズ

プライム ライフ テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北野 亮)は、配筋検査用AIカメラ『CONSAIT※1Eye(コンサイト アイ)』に新機能「ARスケール」を2024年12月20日より標準搭載します。これにより、「AIカメラ計測」でカバーできない箇所でも、実物のスケールを使用せず画面上のデジタルスケールで簡単に検査が行えるため、さらなる検査効率の向上が期待できます。また、状況に応じて「AIカメラ計測」と「ARスケール撮影」の検査方法が選べるため、現場ごとのニーズに合わせた柔軟な使い方が可能になります。

■ 「ARスケール」機能により、記録写真の撮影を効率化

『CONSAIT Eye』は、AIを搭載した4K 3眼ステレオカメラ技術により、鉄筋径、本数、ピッチを計測し、従来の検査作業に比べ、大幅に作業負担を軽減でき、かつ高精度な配筋検査を実現してきました。しかし、「AIカメラ計測」でカバーできない箇所では、物理的なスケールとマーカーを使用した記録写真撮影が必要でした。このたび追加した「ARスケール」機能により、鉄筋に対して正対した状態でワンショット撮影するだけで、簡単に画面上でのデジタルスケール表示が可能となります。さらに電子マーカーとの併用で、記録写真撮影がより効率化されます。

『CONSAIT Eye』「ARスケール機能」画面イメージ

ARスケールを設置したい線分を選択
選択した線分にARスケールを配置

■ 「ARスケール」機能の精度

『CONSAIT Eye』(AIカメラ)のピッチ計測精度は、国土交通省の「デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領(案)」(令和5年7月)※2に準拠したレベルです。今回の「ARスケール」機能は、このAIカメラ計測と同じ技術で検知した鉄筋線分に沿って「ARスケール」を配置します。なお、「ARスケール」を表示する際、正対して鉄筋を撮影できているかをアプリが自動判定します。

■ 「AIカメラ計測」と「ARスケール撮影」の柔軟な選択が可能

配筋検査現場の状況に応じて、「AIカメラ計測」と「ARスケール撮影」のどちらも選択できます。「ARスケール撮影」を使った検査では、現場作業が簡易化され、検査時間のさらなる短縮が期待できます。

本機能は、2024年12月11日(水)~13日(金)建設DX展においてもご紹介します。

・東京ビッグサイト 南展示棟4階 South Hall 3・4 建設DX展 ブースNo.44-6

1:CONSAITは、プライム ライフ テクノロジーズ株式会社の登録商標です。

2:デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の実施要領(案)」(国土交通省 令和5年7月)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001619475.pdf

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