パナソニック ホームズ株式会社は、大阪府大阪市内2カ所（此花区・城東区）の地域集会所の建て替えを受注し、2024年2月に竣工します。当社が請け負う大阪市内の地域集会所の建て替え棟数は、既築の2棟を加えて累計4棟となり、さらに2024年度には、4棟の建築を計画しています。
大阪市では、地域コミュニティ活性化の取り組み強化策として、基本的な方向性を示した「大阪市地域コミュニティ活性化ビジョン～“人が輝く元気な地域”をめざして～」を策定^※1。その担い手である地域振興会をはじめとした地域の各種団体を主体としながら、大阪市も一緒になって地域の賑わいや活力を取り戻そうと取り組んでいます。地域集会所はこうした活動を支える拠点として、平時はもとより万一の災害時にも地域住民の拠り所となります。また、大阪市では老朽化した地域集会所をはじめ、耐震性能などの条件を満たす建物への建て替えや古い建物の除却費用に補助金を給付^※2しています。
こうした背景を受け、当社は、大阪市が定める耐用年数を超える地域集会所を対象に、日常的な活動時も、万一の災害時にも安心して利用いただけるよう、繰り返しの地震に強い構造の建物であり、なおかつ地域関係者や利用者のニーズに合わせたきめ細かな設計プランを提案しています。

全国的にも、高度経済成長期に建築された公共施設の老朽化が問題視されており、マグニチュード8クラスの大地震が想定される南海トラフ地震など、巨大地震への対策が求められています。当社は、1995年に発生した阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災など、数々の巨大地震でも倒壊ゼロの実績を元に、戸建や賃貸住宅の建て替えや補修を最長35年保証する地震あんしん保証^※3を付帯し、お客様への安心をお届けしています。
当社は、地震大国の日本の住宅メーカーとして、命と暮らしを守る“防災持続力のある家”を1棟でも多く建築することで、街を災害から守りたいと考えています。すでに東京都品川区では、防災意識啓蒙と地域共創の活力高揚を目的に、戸越銀座商店街と連携した「防災イベント」を定期的に実施しています。
今回、竣工する大阪の2物件においても、地域住民向けに防災テーマの展示・イベントを実施し、地域関係者とともに啓蒙活動を進めていきます。