2022年度グッドデザイン賞
「Since Smart Stage+ HIRAYA」が受賞
空間の多様性とレジリエンスが評価
2022.10.07
グループニュース
トヨタホーム
トヨタホーム株式会社(名古屋市東区泉一丁目23番22号、代表取締役社長 後藤裕司)の戸建住宅「SINCÉ Smart Stage+ HIRAYA(シンセ・スマートステージ プラス ヒラヤ)」が、2022年度のグッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
「シンセ・スマートステージ プラス ヒラヤ」は、新たな空間提案によってニューノーマルの暮らしを実現する住まいです。ユニット工法の特性を活かした大きな吹き抜けや、1.5層のスキップフロアと地域住民との集いの場としての外構提案によって、内部空間と外部環境がゆるやかにつながり、単調になりやすい平屋住宅に対し、「空間の多様性を生み出す仕組みを実現している」と評価されました。さらに災害時に家族と暮らしを守る非常時給電システム「クルマ de 給電」も設定。「近隣社会とのつながりを潜在的な共助のしくみとして災害時対応と結びつけている」と評価されました。
トヨタホームは今後とも、住まいに関する幅広い分野で、優れたデザインを追求してまいります。
≪審査委員の評価≫
コンパクトであるが故に内部空間が単調になりやすい平屋住宅に対し、ユニット工法の合理性を確保しつつも、空間の多様性を生み出す仕組みを実現している。その結果、内部空間と外部環境との関係性も高まり、近隣社会に対して閉ざされない住まいの豊かさを生んでいる。
住宅のレジリエンスを単に設備機器に頼るだけではなく、近隣社会とのつながりを潜在的な共助のしくみとして災害時対応と結びつけている視点も本質的である。個々の住宅がこのような利他性を追求することで、郊外の住環境は着実に豊かになってゆく。