既成住宅市街地の再生及び魅力の創出を推進
東京都八王子市と「まちづくり連携に関する協定」を締結
2020.09.01
グループニュース
ミサワホーム
東京都八王子市(市長 石森孝志)、一般財団法人住宅生産振興財団(理事長 竹中宣雄)、日本工学院八王子専門学校(校長 前野一夫)、株式会社ミサワホーム総合研究所(代表取締役社長 千原勝幸)の4者は、八王子地域における既成住宅市街地の課題解決を図り持続可能なまちづくりを推進する「まちづくり連携に関する協定」を8月27日に締結しました。
<本協定内容の特徴>
- 新しい住宅地づくりの企画・開発・運営過程から、住宅市街地形成に対する知見を獲得
- 上記知見を活かした再整備で、既成住宅市街地の再生及び魅力の創出を推進
- 空き家の発生やコミュニティ機能低下などの地域の課題解決を図る
- 住宅ストックの適正な循環を促しながら、持続可能なまちづくりを推進
<本協定内容のイメージ図>
■協定締結の背景
本年3月に4者の連携※1により、八王子市みなみ野地区において、地域の魅力を集結させ多世代が交わることで、空き家の発生等の地域課題を事前に克服することを目的とした新しい住宅地「八王子みなみ野シティ結びのまち※2」が開発されました。地域の魅力として住民専用農園を設置したほか、ライブラリー付きのコミュニティ拠点には「すまい・コミュニティマネージャー※3」を随時常駐させ、学生ボランティア等と連携しマルシェやワークショップを開催するなど、持続的に多世代が住み続けられるまちづくりを進めています。
また上記の仕組みや育まれたコミュニティは、住宅地の住民世帯による「管理組合」へ引き継ぐことで、住民自らを主体とした持続的なまちづくりの運営も試みます。
4者は本住宅地の形成や運営を通し、住宅市街地の形成や地域マネジメントの手法についての知見を獲得することで、鉄道沿線の中心市街地から緑豊かな里山地域まで、多様なまちを擁する八王子市の既成住宅市街地の再整備に役立て、まちの再生及び魅力の創出を推進し、持続可能なまちづくりの実現を目指すことを目的に、この度の協定を締結しました。
「八王子みなみ野シティ結びのまち」まちなみ
隣地小比企町農園
「もぐもぐファーム」
結びのまちクラブハウス
交流拠点の「cororin」
1:プロジェクトサポーター:八王子市 事業協力:日本工学院八王子専門学校
コーディネーター:一般財団法人住宅生産振興財団、ミサワホーム総合研究所
2:財団加盟企業10社が売主の全114区画の住宅地。公式HP【https://www.musubinomachi.com/】
3:日本型HOA推進協議会(代表 齊藤広子)が提唱する、住宅地の管理・運営・サポートマネージャー。
- * 本件に関する問い合わせ先 *
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- ミサワホーム株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション課
- TEL:03-3349-8088 / FAX:03-5381-7838