プライム ライフ テクノロジーズグループのトヨタホーム株式会社は、このたび、停電時に住宅へ電力供給する外部電源として、HV･PHV･EV･FCV※1といった車両に搭載されるAC100V･1500Wアクセサリーコンセントから直接、住宅内特定回路※2へ電力供給できる業界初の非常時給電システム「クルマ de 給電」を開発、9月1日に発売します。

プライム ライフ テクノロジーズ株式会社は、グループ各社により近年の度重なる自然災害に備え防災･減災をテーマに商品開発を進めています。そのなかでトヨタホームでは、「災害にいちばん強い家を。」をコンセプトに、強靭な構造体や優れた住宅性能とともにレジリエンス仕様の防災･減災アイテムを訴求してきました。これまでもV2H※3スタンドや蓄電池、家庭用燃料電池エネファームなどの様々な外部電源を用意しています。

新開発の「クルマ de 給電」は、安全性の要となる車両接続用装置を開発し住宅側に設置したことで、停電時にHV･PHV･EV･FCVといった車両のAC100V･1500Wアクセサリーコンセントから直接、住宅内特定回路がカバーする冷蔵庫や照明、扇風機、スマホ充電などの生活に最低限必要な家電類へ電力供給できるようになり、在宅避難がしやすくなるなど、防災･減災がより身近なものとなります。

プライム ライフ テクノロジーズグループとしても、社会的意義を鑑み、パナソニック ホームズとミサワホームで今後「クルマ de 給電」の取り扱いを予定するなど、その普及に取り組みます。

今回、家全体の電力をカバーできるV2Hスタンドのほか、「クルマ de 給電」をラインナップし、HV車両からの給電も含め選択肢が広がったことで、お客さまのご要望や必要性に、より柔軟に対応してまいります。