ニューノーマルの暮らしを楽しめる新商品を発売
PRIME SMART

2020.07.09 グループニュース ミサワホーム


  • 約3mの高天井とハイサッシのリビングを標準仕様とする明るく開放的な住まい
  • テレワークを快適・効果的にする3つの視点によるワークスタイル提案
  • 災害への備えと家族の健康を守る環境設備、暮らしに両輪の安心を提供

ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 磯貝匡志)は、在宅勤務・学習を快適に行える空間や感染症予防の提案など、ニューノーマル時代に安心して暮らしを楽しむための工夫やアイデアを盛り込んだ木質系工業化住宅「PRIME SMART(プライム スマート)」を、全国(北海道・沖縄県を除く)で7月9日(木)に発売します。

昨今、対面によるコミュニケーションの見直しや長期的な在宅勤務の実施など、感染症への対策をきっかけに暮らし方や働き方が見直されており、人々の生活環境や価値観も大きく変わりつつあります。そのような中で人々の在宅時間は増加傾向にあり、住まいに対する広さ、快適さ、安全安心のニーズもこれまで以上に高まると考えられます。また、今後は感染症対策のほか、台風・豪雨・大雪などの自然災害に対しても、自宅をシェルター代わりとして長期間、安心して過ごせるように生活を支える備えの必要性が高まっています。

今回発売する「PRIME SMART」では、約3mの高天井やハイサッシをリビングで標準仕様とするなど、住まいを広く快適にする空間提案と合わせて、在宅勤務・学習を効率的に行えるワークスタイル、安心してステイするための災害に対するレジリエンス、そして家族の健やかな暮らしを守る環境設備について、それぞれ新しい暮らし提案を行います。

■3つの視点によるワークスタイル

在宅勤務を行う際には、生活音や家族の声など、オフィスとは異なる刺激があります。仕事を快適に、効率的・効果的に行うためには、①不快な刺激を取り除く、②快適な刺激を取り入れる、③刺激を受け止めて調整する、という3つの視点に立ち、それぞれに応じてワークスタイルを考えることが大切です。例えば、業務に集中したいときには個室にこもれる「ミニラボ」で仕事を行い、発想を膨らませたいときは、コーヒーを入れたり、景色を眺めたりしながらリラックスできるリビングやダイニング、バルコニーで。子どもを見守りながら仕事をする必要があるときには家族共用のワークコーナーやリビングに近いキッチン横のスペースで行うなど、環境を変えることで、状況に合わせた在宅勤務を行えるようになります。また、親子そろって在宅による仕事・学習を快適に行える空間提案として、ホームコモンズ設計も取り入れています。

・テレワーク専用の個室「ミニラボ」
自宅にいながらビジネスモードにしっかり切り替えられるため、仕事に集中しやすく、必要に応じて家族の様子を確認できる環境です。「オンとオフの切り替え」「セキュリティ」「家族への配慮」「オフィスとしての快適性」の視点で、ゾーニングから照明、床材などのアイテムやその配置まで、きめ細やかな提案をしています。2013年には第13回テレワーク推進賞(主催 一般社団法人日本テレワーク協会)の奨励賞を受賞しました。

・親子そろっての仕事、学習に適した「ホームコモンズ設計」
子どもの成長に合わせて住まいにおける学びの空間をステップアップする設計手法です。「コモンズ」とは、知識や時間、空間を共有できる場のこと。ジャン・ピアジェの発達段階説などを参考に、成長ステージを乳児期、幼児期、児童期、青少年期の4つに分類し、ステップアップごとに、伸ばしたい能力や重要なコミュニケーションをまとめ、適した学び空間の要素を定義付けし「4ステップの学び空間」をデザイン。見まもりや親子の会話、学び合いについても提案しています。2012年に第6回キッズデザイン賞(主催 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)を受賞しています。

子どもの成長に合わせて住まいにおける学びの空間をステップアップする「ホームコモンズ設計」

■災害に対するレジリエンス提案「MISAWA-LCP」

平常時の「備える」、災害時の「守る」、災害後の「支える」の3つの防災・減災デザインにより、自然災害やパンデミックから住まいと家族を守る「MISAWA-LCP」を提案。大収納空間「蔵」に備蓄して災害に「備えるデザイン」を、モノコック構造・制震装置「MGEO」により災害から家族を「守るデザイン」、そして、太陽光発電システムや蓄電池、飲料水貯留システムによって災害後の生活を「支えるデザイン」をお客さまの住まいに提案します。

備蓄のできる「蔵」、制震装置「MGEO」、太陽光発電システム、蓄電池などを提案

■健やかな暮らしを支える環境設備

業界初となる当社独自の「邸別一定風量制御」により、それぞれの建物に合わせた最適な換気量で運転する新型のフロアセントラル換気システムによって、省エネ性・快適性を保ったまま、HEPAフィルターで外気を浄化して取り込みます。また、非接触で荷物を受け取れる宅配ボックス内蔵玄関ドアや、建材・内装には抗ウイルスプッシュハンドル、抗菌フローリング、抗ウイルスクロスをラインアップして衛生面に配慮。家族の生活動線については、帰宅時すぐに手洗いができる設計にしたほか、シューズクロークやコート類をまとめて仕舞うことができるファミリーロッカーを玄関近くに提案するなど、ウイルスの飛散を防止します。

新型フロアセントラル換気システムのイメージ

宅配ボックス内蔵玄関ドア、ファミリーロッカー、抗ウイルスプッシュハンドル、抗菌フローリングなど衛生面に配慮した設備を提案

ミサワホームは、ニューノーマル時代の新しい生活を提案していくにあたり、ミサワホームグループのシンクタンクであるミサワホーム総合研究所が実施した、大きな暮らしの変化に伴う「住まいの意識調査」を参考に、今回の新商品を開発しました。これからも、日々アップデートされる住まいや暮らしへのニーズを把握し、既存の概念にとらわれない柔軟な発想で、お客さまの理想の住まいを提案していく考えです。

■商品概要

  • 商品名
  • :PRIME SMART(プライム スマート)
  • 構造・工法
  • :木質パネル接着工法
  • 運用
  • :自由設計(モデルプラン 5タイプ)
  • 販売エリア
  • :全国(北海道・沖縄県を除く)
  • 販売目標
  • :300棟(2020年度)
  • 発売日
  • :2020年7月9日(木)

:2020年1月時点、ミサワホーム調べ。

* 本件に関する問い合わせ先 *
  • ミサワホーム株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション課
  • TEL:03-3349-8088 / FAX:03-5381-7838