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BLP南栗橋

都心から1時間ほどながら、
人口が停滞していた南栗橋。
遊休地を活用し、産官学連携でさまざまな
利便性や生活の豊かさをそなえた
まちをつくることで、
都心から人口が流入しています。

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都心から1時間なのに、
人口が停滞しているまち

埼玉県久喜市の南栗橋駅は東武スカイツリーライン・半蔵門線などの始発駅で、都心の大手町まで1時間ほどです。
埼玉県の北部は全般的に人口が減少し、
特に若い世代が少なくなっています。
さらには、東日本大震災の際に周辺エリアの一部が液状化の被害を受け、公示地価・路線価ともに下落していました。
保育園も足りなくなっており、
子育て世代にとって不便なため、若い人が増えないという悪循環に陥っていました。

まちづくりパートナーの
ハブとなり、
多様な魅力のまちづくりを
推進

プライム ライフ テクノロジーズグループのトヨタホームは、東武鉄道が保有する南栗橋駅近くの遊休地を活用し、
東武鉄道と共にエリア一帯の開発を計画。久喜市に新しいまちづくりを提案しました。
トヨタホームと東武鉄道が全体調整役を担い、
久喜市、東武鉄道、イオン、早稲田大学 小野田研究室の産官学5者連携で、
次のような施策を行いました。

実施施策

  • 商業施設の誘致

    住みやすいまちをつくるには商業機能が不可欠ですが、対象地は大規模店舗を設置できないエリアでした。用途地域の変更を行政に働きかけ、イオンスタイルの誘致に成功しました。
  • 自動配送ロボ

    イオンスタイルと住宅の間で自動配送ロボを走らせる社会実験を実施。自動配送ロボが安全に走行できるよう、戸建街に遊歩道を整備。
  • 遊歩道・公園整備

    人通りの少ない、違法駐車の多い車道を、久喜市が桜並木のある川沿いの遊歩道として整備。子供から高齢者まで安心して歩けるまちに。
  • 駅舎リニューアル

    老朽化し、さびれた印象のある駅舎を東武鉄道がバリアフリーの新しい駅舎へとリニューアル。
  • 保育園の誘致

    保育園を誘致し、待機児童問題を解決。子育て世代の住みやすいエリアに。
  • ウォーカブルな
    まちづくり

    エリア全体に遊歩道を巡らし、緑豊かな歩いて楽しいまちづくりを実施。「電線地中化」「防犯カメラ」など、開放感と安全安心にも配慮。

人口が流入する住みたいと
思えるまち

遊休地を利便性が高く、開放的で、生活環境の豊かなエリアに仕立て直すことで、
都心や埼玉県南部から子育て世代を
はじめとして人口が流入しました。
まちがオープンした後もまちの変化・成長は続いています。

  • 埼玉南部、都心から人が流入し、
    南栗橋エリアの人口が上向きに転換
  • 東武鉄道が利用客増を見込んで、
    特急停車駅に。
    久喜市が通勤特急券を補助
  • イルミネーションイベントなど、
    年に数回、まちぐるみの
    イベントを開催。
    新旧住民が交流できる機会を創出
  • 保育園と介護付老人ホームが
    オープン。
    子育て世代から
    高齢者まで、多世代が健康で
    幸せに暮らせるまちに

人口が増え、新しい取り組みが
次々に行われることで、
停滞感のあったまちが生まれ変わり、
新しい住民だけでなく、以前からの住民にも
歓迎されています。

施設概要

  • 事業名

    BLP-MINAMIKURIHASHI
    SMART VILLA
  • 所在地

    埼玉県久喜市南栗橋8丁目1番1号他
  • 用途地域

    第二種中高層住居専用地域
  • 開発区域面積

    338202.34㎡
  • 建ぺい率・容積率

    60%・200%
  • 総区画数

    172戸
  • 地目

    宅地
  • 構造・工法

    軽量鉄骨造2階建(鉄骨ラーメン構造)

まちづくりにご関心のあるご担当者様は
ぜひプライム ライフ テクノロジーズグループに
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