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ASMACI神戸新長田

老朽化した2つの病院を再編・統合し、
マンションと一体で大規模開発することで、
病院・住民・地域にとって
付加価値の高い移転建替えを実現。
土地を高度利用することで、
建築単価・イニシャルコストを削減しています。

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老朽化した2つの病院を
再編・統合し、移転新築したい

兵庫県神戸市の特定医療法人一輝会は
老朽化した2つの病院の再編・統合のため、
数年にわたって、土地探しを行っていました。

そのなかで神戸市の震災復興市街地再開発事業である
長田区の事業用地の公募情報を知りましたが、
駅前における土地の高度利用の必要性や、
共同住宅や広場の整備が条件となっており、
病院単体での推進が困難な状況でした。

Action

病院とマンションの一体型の
複合開発で共同事業に

一輝会は、複合施設の開発に実績があるプライム ライフ テクノロジーズグループの
ミサワホームに共同事業者として公募に
参画することを打診。
ミサワホームが病院と分譲マンションを
一体として建設する計画を提案し、
特定建築者に選定されました。

新しい病院の名称は「荻原記念病院」。
ミサワホームはプロジェクトのなかで行政との調整協議や、
建築面のマネジメント業務などの総合企画監修の役割を担いました。
病院×住宅による課題解決型のまちづくりを目指し、次のような取り組みを行いました。

*特定建築者制度:公募により決定した民間事業者等が自らの負担・ノウハウにより計画・建築工事を行うことができる制度
病院×住宅の複合開発

実施施策

  • 病院とマンションを
    複合開発

    1〜5階を病院、6〜14階を分譲マンションとして、複合化することで土地を高度利用しつつ、イニシャルコストを削減。
  • 共同企業体の組成

    ミサワホームが病院と共同企業体を組成。建築会社である強みを生かして、ともに発注者の立場となり、事業マネジメントを実施。
  • 医療を軸にした
    コミュニティ形成

    オーバルパーク(広場)を活用して医療を軸にしたコミュニティ形成をプランニング。地域の賑わいを支えるランドマークを目指す。
  • 健康と安心を支える
    新しい「住宅」

    病院がマンション居住者にインターホンを利用して医療情報を発信する「ヘルスケアサポート」など、病院との連携で、あらゆる世代が豊かで健康に過ごすことができるよう支える「ASMACIウェルネスサポート」を展開。
after

地域のつながりと健康意識を育む
新たなランドマークの誕生

ASMACI神戸新長田は2023年3月に竣工。
病院が新しい役割を担い、まちの付加価値を生み出しています。

  • 複合開発により、
    2つの病院を再編・統合し、
    病院・住民・地域にとって
    付加価値の高い移転建替えを実現
  • 病院は医療に加えて地域との
    交流と健康を支える機能を担い、
    地域のウェルビーイング向上や、
    医療を軸としたコミュニティ形成の中心に
  • 病院と住宅の複合化で、
    建築単価・イニシャルコストを削減
  • ミサワホームがパートナーとなることで、
    ゼネコン等との交渉において
    イニシアチブを確保
  • 神戸市の震災復興事業として、
    人口回復と防災機能強化、
    地域医療の充実に貢献

エリアの活性化を目指す
新たなまちのランドマークとして、
荻原記念病院は暮らしや地域に寄り添い、
医療でも、コミュニティ形成でも、
地域の核と言える存在となっています。

施設概要

  • 事業名

    新⻑⽥駅南第2-C
    地区震災復興第⼆種市街地再開発
    事業(⼤橋7第2⼯区)
  • 建物名称

    ASMACI神⼾新⻑⽥
  • 施設名称

    【病院】荻原記念病院
    【分譲マンション】ファイン
    レジデンス神⼾新⻑⽥
  • 所在地

    兵庫県神⼾市⻑⽥区⼤橋町7丁目1番1
  • 施設概要

    (1〜5階)病院、(6〜14階)
    分譲マンション
  • 敷地面積

    3,736.70㎡
  • 延床面積

    15,073.54㎡
  • 構造

    鉄筋コンクリート造、地上14 階建て

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