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2025年度グッドデザイン賞「トヨタホーム ザ・フォレストアベニュー」が受賞

2025.10.15 グループニュース トヨタホーム

トヨタホーム株式会社(名古屋市東区泉一丁目23番22号、代表取締役社長 西村祐)の手掛けた愛知県みよし市の分譲地「トヨタホーム ザ・フォレストアベニュー」が2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。当社の戸建街づくり事業での受賞は本件で9件目になります。

本分譲地は、緑豊かな周辺環境と呼応する「木立の中の公園邸宅街」をコンセプトに、これまでに当社がグッドデザイン賞を受賞した3つの手法を採用しながら街並み・外観・建物配置・間取り等を総合的にデザインしています。

街区設計では全体の36%の宅地を遊歩道に隣接させ、その先にある公園や緑地の緑を生活空間に積極的に取り込むことで、住まいそのものが風景の一部となるような街づくりを目指しました。また、外構については、土の風合いを活かした石材や自然樹形を尊重した植栽を連続させ、人工物をできるだけ自然物になじませる工夫を施しています。敷地に対し6度傾けた建物配置と開口部の工夫により森の借景を取り込み、居室から自然を楽しめる設計も実現しました。

最寄駅に最も近い街の入り口に「フォレストクラブハウス(集会所)」を設置し、通り抜け可能なピロティやカフェコーナー、ライブラリーを設けることで通行と交流を自然に誘発する空間もデザインしています。

このたびの受賞を機に、より一層、住民の方々の街への愛着や誇りが深まり、満足度がより高まるための取り組みを進めながら、地域全体の活性化にも寄与できるよう努めてまいります。

《審査委員の評価コメント》

培ってきた3つの手法を融合し、景観形成とともに住宅の内部空間にもその効果を行き渡らせている点が評価された。一般的に住宅街のデザインは、その多くが宅地割りや外構・外観に限られ、住宅のプランニングにまで工夫が至ることは稀である。住宅街は住宅から成り立っているのだから、肝心の住宅に提案性がないのは本来おかしい。本作品はその意味で住宅街デザインの模範と言えるものであろう。
<フォレストクラブハウス>
  1. ①エリアスケープアクション(2015年受賞):公園や緑地といった周囲の公共地などを街並みと一体の環境資産としてデザイン。
  2. ②シェブロンスタイル(2021年受賞):区画と建物を接道に対してシェブロン(雁行)型に配置した新発想の設計手法により、表情豊かで開放的な街並み景観を作り上げる。
  3. ③北並みメソッド(2015年受賞):殺風景になりがちだった「北側道路の街並み」を魅力ある街並み景観に変える。高木の植栽や居室の開口部などを設け、表情豊かな街並みを作り上げる。
* 本件に関する問い合わせ先 *
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  • 〒461-0001 名古屋市東区泉1丁目23番22号
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